WEBマーケティングはなぜ必要?

中小企業・団体のWeb集客と運用

Webマーケティングとは、ホームページや検索、Googleマップ、SNSなどを活用し、商品・サービスを必要としている人に知ってもらい、問い合わせや購入につなげる取り組みです。

「ホームページはあるのに、問い合わせが増えない」「SNSを更新しているけれど、仕事につながっているのかわからない」。こうした悩みは、何を優先して改善するかが見えていないと、同じ作業を続けても解決しにくいものです。

大切なのは、見込み客に見つけてもらい、サービスの価値を理解してもらい、安心して相談できる流れを整えること。この記事では、Webマーケティングが必要な理由、主な施策、自社に合った始め方を、実際の支援事例とあわせて紹介します。

戦略、SEO・SNSによる集客、Webサイト内の導線、接客、顧客関係管理を整理したWebマーケティングの図
集客から問い合わせ、その後の関係づくりまで、つながりを整理して考えることが大切です。

Webマーケティングとは?ホームページ制作との違い

ホームページ制作は、事業やサービスを紹介するWebサイトをつくることです。Webマーケティングでは、そのサイトを含むさまざまな接点を使い、誰に、何を伝え、どのような行動につなげるかを考えて実行します。

たとえば工事会社であれば、対応できる工事や施工事例を掲載し、地域で業者を探している人が検索から見つけ、相談できる状態を整えます。クリニックであれば、診療内容や受診方法をわかりやすく案内し、必要な人が迷わず情報を確認できるようにします。

NPOや福祉団体の場合は、商品を販売することだけが目的ではありません。活動への理解、相談窓口の利用、イベントへの参加、寄付やボランティアの申し込みも、Web活用で支えられる大切な成果です。

何を成果とするかを決め、その成果に向けて情報と導線を改善していく。 これが、Webマーケティングの基本です。

動画でもわかる、Webマーケティングの必要性

Webマーケティングの必要性について、Kumidiaの動画でもご紹介しています。

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なぜ中小企業・団体にWebマーケティングが必要なのか

1. 必要としている人に、存在を知ってもらうため

良い技術やサービスがあっても、必要としている人に見つけてもらえなければ、相談の候補に入りません。地域名、サービス名、困りごとなど、相手が調べる情報と自社の情報を結びつける必要があります。

紹介で社名を知った人が、問い合わせる前にホームページを確認することもあります。そのとき、事業内容や連絡方法がすぐにわかる状態は、紹介からの相談を受け止めるうえでも大切です。

2. 自社の強みと、依頼する理由を伝えるため

「親切・丁寧」「地域密着」と書くだけでは、他社との違いを判断しにくいものです。どのような相談に対応できるのか、誰が担当するのか、どのような実績があるのかを具体的に伝えることで、比較・検討に必要な材料を届けられます。

施工写真、支援事例、サービスの流れ、よくある質問などは、そのために役立つ情報です。

3. 問い合わせまでの迷いを減らすため

アクセスが増えても、「自分の相談に対応してもらえるか」「費用はどの程度か」「どこから連絡すればよいか」がわからなければ、問い合わせをためらう理由になります。

サービスの対象、費用の考え方、依頼までの流れ、フォームや電話への導線を整えることも、Webマーケティングの一部です。

4. 限られた時間と予算で、改善を続けるため

SNS、ブログ、広告をすべて始めると、担当者の負担が増え、どれも続かなくなることがあります。自社の目的と現在の課題を確認し、必要な施策に絞れば、取り組む理由と優先順位が明確になります。

Webマーケティングにも制作費、運用費、担当者の時間がかかります。費用をかければ必ず成果が出るわけではないため、実施した内容と、その後の変化を確認しながら進めることが重要です。

Webマーケティングの主な施策と、それぞれの役割

施策を選ぶときは、「流行っているか」よりも「誰に、何を届けるために使うか」を考えましょう。

主な施策と活用場面
施策 主な役割 活用する場面の例
SEO・検索を意識した情報整備 サービスや困りごとを調べている人に、必要なページを見つけてもらう 対応サービス、地域、事例、よくある質問を整理する
Googleビジネスプロフィール 地域で探している人に、所在地や営業情報などを伝える 来店・来院・地域対応のある事業で、基本情報や案内を整える
記事・事例の発信 相手の疑問に答え、専門性や対応内容を伝える 依頼前に多い質問、施工事例、活動報告を掲載する
SNS 活動や人柄を知ってもらい、継続的な接点をつくる 日々の取り組みや実例を発信し、詳しい案内につなげる
Web広告 予算を設定し、対象を絞って情報を届ける キャンペーンや特定サービスへの集客を検討する
問い合わせ導線の改善 関心を持った人が、相談・予約・申し込みに進みやすくする ボタンの位置、フォームの項目、相談前の説明を見直す

たとえば、記事を読んだ人がSNSに移動し、後日ホームページで詳しい内容を確認して相談することもあります。それぞれの役割を整理し、必要な情報へ進めるようにつないでおきましょう。

SNSとホームページの使い分けについては、 SNSをホームページの代わりにするときの注意点 も参考にしてください。

発信する情報や相手の反応を、チームで確認しながら話し合う人々のイラスト
何を伝えるか、どの接点を使うかを整理し、自社に合う施策を選びましょう。

中小企業がWebマーケティングを始めるための5つのステップ

  1. 増やしたい成果を決める
    問い合わせ、見積もり依頼、予約、採用応募、活動への参加など、事業に合った目的を決めます。アクセス数は、その目的に近づいているかを確認するための指標の一つです。
  2. 誰の、どのような困りごとに応えるかを整理する
    対象地域、依頼内容、相談前の不安を具体的にします。実際にお客様から聞かれる質問や、依頼の決め手になった理由も手がかりになります。
  3. ホームページの基本情報と問い合わせ導線を整える
    サービス内容、対応範囲、実績、会社情報、連絡方法を確認します。スマートフォンで読みやすいか、フォームが正常に送信・受信できるかも確認しましょう。
  4. 優先する施策と担当者を決める
    検索から見つけてもらう必要があるのか、地域情報を整えるべきか、既存ページの説明を直すべきかを判断します。作業内容と担当者、無理なく続けられる頻度を決めます。
  5. 問い合わせの内容まで確認して改善する
    検索表示やアクセスの変化に加え、どのような相談が届いたか、希望する依頼につながったかを確認します。その結果を次のページ改善や情報発信に反映します。

最初から大きな仕組みをつくる必要はありません。優先度の高い課題を一つ決め、実施と確認を続けられる状態から始めましょう。

アイデア、準備、発信、目標を表すパズルを組み合わせる人々のイラスト
目的を決め、必要な施策を組み合わせ、実施後の変化を確認します。

自社は何から改善すべき?Web集客の確認ポイント

同じ「問い合わせが少ない」という悩みでも、見直す場所は異なります。現在の状況を、次の表で確認してみてください。

現在の状況から考える、最初の確認項目
現在の状況 最初に確認すること
検索に表示されるが、クリックされない どの検索語句で、どの位置に表示されているか。ページのタイトルと内容が、検索している人の求める情報に合っているか。
見込み客の訪問が少ない 必要なサービスページがあるか。対応地域や依頼内容が伝わるか。検索やGoogleマップからの接点が整っているか。
訪問はあるが、相談につながらない 対応内容、実績、費用の考え方がわかるか。問い合わせ先が見つけやすく、フォームが正常に動くか。
更新・情報発信が続かない 担当者と承認の流れが決まっているか。作業量が現場の負担に合っているか。外部に任せる範囲を整理できるか。

アクセスが少ない段階でフォームだけを直しても、見込み客は増えません。一方、アクセスがあるのに相談が来ない場合は、記事を増やす前に説明や導線を見直す必要があります。 原因を分けて考えることが、予算と時間を有効に使う第一歩です。

実際の支援事例:事業に合わせたWeb集客・運用改善

Kumidiaでは、企業・店舗・団体ごとの課題に合わせて、検索で見つけてもらうための情報整理から、問い合わせにつながる導線、公開後の運用まで支援しています。自社に近い事例を参考にしてください。

福祉団体:必要な情報へ迷わず進めるサイトに

ひたちなか市社会福祉協議会様では、新しいドメインで公式サイトを再構築。相談・参加・利用・支援などの目的別に情報を整理し、検索表示、スマートフォンでの見やすさ、問い合わせ導線の改善を支援しました。

福祉団体のWebサイト改善事例を見る

建設業・外構工事:地域検索から相談につながる仕組みづくり

サービス内容と対応地域を整理し、地域名と工事内容を軸にしたページ構成、スマートフォン対応、問い合わせ導線を整備。Google検索やGoogleマップから見つけてもらい、相談につなげるWeb集客基盤を支援しました。

建設業・外構工事のWeb集客事例を見る

医療機関:検索対策とスマートフォンでの情報確認を改善

茨城県の医療機関で、検索対策、ページ構成、スマートフォンでの使いやすさを見直しました。医師紹介や診療に関する情報へ進みやすい構成と、利用者の行動を確認できる計測環境を整備した事例です。

医療機関の事例は、ご依頼主のご希望により匿名で掲載しています。

医療機関のSEO・サイト改善事例を見る

飲食店:お店の魅力が伝わり、来店を検討しやすいサイトに

こびき庵様では、店舗のこだわりや魅力が伝わる構成、写真の活用、初めての方にもわかりやすい情報整理を支援。検索からお店を知り、来店を検討するための情報を確認できる流れを整えました。

飲食店のWeb集客改善事例を見る

英会話教室:検索から問い合わせまでの流れを整備

EICS+英会話スクール様では、ホームページの刷新、スマートフォン対応、地域検索への対策、問い合わせフォームの設計を一体で改善。教室を探している方が情報を確認し、相談しやすい仕組みづくりを支援しました。

英会話教室のWeb集客改善事例を見る

各事例の取り組み内容や計測結果は、リンク先でご覧いただけます。成果は事業内容やサイトの状況、実施内容によって異なります。

Kumidiaの支援事例一覧を見る

Webサイト改善に伴うアクセスの変化

過去の支援事例から、Webサイトの改善前と、改善を継続した後のアクセス解析画面をご紹介します。アクセスの変化を確認しながら、情報発信やサイト内の導線を見直すための参考資料です。

掲載画像は過去の支援事例の記録です。集計期間・条件が異なるため、合計値をそのまま比較することはできません。また、アクセス数だけで売上や問い合わせの変化を判断することはできません。

改善前のアクセス状況

改善前のアクセス解析画面。セッション数82、ユーザー数75、ページビュー数103などを表示
改善前のアクセス状況を記録した参考画面。数値は、この画像の集計期間・設定に基づきます。

改善を継続した後のアクセス状況

改善を継続した後のアクセス解析画面。セッション数2621、ユーザー数1515、ページビュー数9000などを表示
改善を継続した後のアクセス状況を記録した参考画面。集計期間は改善前の画面と異なります。

どの地域から見られているかも確認する

地域で活動する事業では、アクセスの合計だけでなく、対応地域の人に情報が届いているかも確認する視点の一つです。ただし、地域別の表示だけで、お客様の所在地や依頼につながったかを断定することはできません。

日本地図を使った過去の地域別アクセス解析の表示例
過去の地域別アクセスの表示例。上の解析画面とは別の参考資料です。

現在の改善では、検索での表示やアクセスに加えて、実際に届いた相談の内容や、その後の商談・依頼まで確認します。数字を増やすことだけを目的にせず、事業に役立つ変化につながっているかを見ていきましょう。

社内で進めること・外部に相談すること

現場でよく聞かれる質問、日々の活動、サービスへの想いは、社内にある大切な情報です。まずは、その情報を集める担当者や、掲載内容を確認する人を決めるところから始められます。

一方、次のような状態では、外部の支援を検討する理由があります。

  • 検索やアクセスのデータを見ても、何を改善すべきかわからない
  • 更新や集客の担当者がおらず、本業の合間では対応しきれない
  • 制作会社・SEO・Googleマップなど、相談先が分かれている
  • ホームページの更新管理と、継続的な改善をまとめて相談したい

Kumidiaは、茨城県ひたちなか市を拠点に、中小企業・団体のWeb制作、検索対策、Googleビジネスプロフィールの活用、公開後の運用・改善を支援しています。現場の情報とWebの専門知識を組み合わせ、続けられる運用体制を一緒に考えます。

すべてを外部に任せる必要はありません。社内で行うことと支援が必要なことを整理し、目的・予算・担当者の状況に応じて対応範囲をご提案します。

KumidiaのWeb制作・運用支援と料金の目安を見る

Webマーケティングについてよくある質問

小さな会社や個人事業でも、Webマーケティングは必要ですか?

規模よりも、お客様がどのように情報を探し、依頼を決めているかが重要です。まずは事業内容、対応範囲、連絡方法などの基本情報を整え、必要な人に届く状態を目指しましょう。多くの施策を同時に始める必要はありません。

SNSだけで集客してはいけないのでしょうか?

SNSから相談や購入につながる事業もあります。大切なのは、詳しいサービス内容や費用、依頼方法など、検討に必要な情報を相手が確認できることです。SNSとホームページで担う役割を整理し、自社に合った組み合わせを考えましょう。

始めるには、ホームページをすべて作り直す必要がありますか?

必ずしも必要ではありません。既存のページの説明、事例、ボタン、フォームなどの改善から始められる場合もあります。サイト全体の構造や更新環境に課題がある場合は、リニューアルを含めて検討します。

費用は、どのように考えればよいですか?

初期の整備に必要な費用と、継続的な更新・改善に必要な費用を分けて考えます。広告を使う場合は広告費も必要です。目的と対応範囲を整理し、何に費用がかかるのかを確認したうえで検討しましょう。

どのくらいで成果が出ますか?

サイトの現状、競合、施策、目標によって異なるため、一律にはお伝えできません。検索からの集客と、フォームや説明の改善では、確認する変化も異なります。実施内容と計測方法を決め、成果に向けて何が変わっているかを確認することが大切です。

他社が制作したホームページや、茨城県外からでも相談できますか?

ご相談いただけます。他社制作のサイトは、管理状況や構成を確認したうえで対応範囲を判断します。茨城県外の企業・団体からのご相談にも、メールやオンラインで対応しています。

Web集客・運用についてKumidiaに相談する

ホームページを作った後、何を改善すればよいかわからない。情報発信を続けたいけれど、社内だけでは手が回らない。まずは、現在の状況と、実現したいことをお聞かせください。

お問い合わせの際は、次の内容がわかると、ご相談を進めやすくなります。

  • 現在のホームページのURL(ある場合)
  • 困っていること、増やしたい相談や依頼
  • 社内の担当状況や、希望する支援内容

専門用語がわからなくても大丈夫です。内容を確認し、必要な支援範囲と進め方をご案内します。

Web集客・運用について相談する

詳しい調査・診断や改善作業は、内容と費用をご案内したうえで進めます。

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飯島 久美子

クミディアウェブマーケティング共同創業者。 Web戦略コンサルタント/Webディレクター。 2007年より、日本・海外で15年以上にわたり、Web制作・運用支援、デジタルマーケティング、コンテンツ設計に携わる。 中小企業・個人事業者に寄り添い、「伝える」ではなく「伝わる」Web設計を強みとする。 海外トレンドとGoogle基準を踏まえた戦略設計、SEOを含むサイト構造設計、 技術や想いを3秒で理解できる言語化・ビジュアル化を得意とし、 ガツガツ売らなくても成果が継続するWeb集客の仕組みづくりを支援。 拠点は茨城県ひたちなか市。全国の事業者を対象に、Webを通じた事業成長をサポートしている。Kumiのブログ